昔の人は、自然の移ろいに合わせて暮らしを整えてきました。
「春はデトックス、冬は蓄える」といわれるように、私たちの身体も季節のリズムに寄り添って変化しています。
東洋医学や養生の知恵から、春夏秋冬の身体のリズムを知って、からだにやさしい心地よい毎日を送りましょう。
春:デトックスと目覚めの季節

冬のあいだにため込んだ老廃物を排出し、心身が目を覚ます時期です。
山菜や菜の花など、ほんのり苦味のある春の野菜が肝の働きを助け、自然にデトックスを促します。

暮らしの知恵: 代謝が活発になる春は、軽めの食事でデトックスを促すと良いです。新しいことを始めるのにもぴったりの季節です。
夏:発散と活力の季節

陽気が最も盛んになり、体は外へエネルギーを発散します。
汗をかくことで体温を調節するので、こまめな水分とミネラル補給が大切。暑いからといって冷たいものの摂りすぎには注意。

暮らしの知恵: 旬の夏野菜(トマト・きゅうり・なす)で体の熱をやわらげましょう。昼寝もほどよく取り入れると疲れが抜けます。海水浴やマグネシウム風呂でミネラルを経皮吸収するのもいいですね。
秋:潤いと整えの季節
乾燥が進み、体が「ためる」モードに切り替わる時期。
呼吸器や肌を守るために、潤いを与える食材を意識します。秋の食材を使ったスープや汁物で内蔵も温めましょう。

暮らしの知恵: うるおいには梨やれんこん、白きくらげなど。自然はちみつ入りの温かい飲み物などで喉にもうるおいを。衣替えをしながら心の整理をするのもおすすめです。
冬:休養と蓄えの季節

冬眠の季節。自然界が静まり、エネルギーを内にためるとき。
早めの冬支度をして、無理をせず、心と体を温めて春への力を養いましょう。

暮らしの知恵: 根菜類や鍋料理で体を芯から温め、夜は早めに休むこと。家の中でゆったり過ごし、自分をいたわる時間を大切にしましょう。
毎日の習慣で、心と体をととのえる

季節が移り変わっても、毎日の小さな習慣が心と体を支えてくれるベースになります。
一日の始まりは、カーテンを開けて朝日を浴び、ゆっくり深呼吸。太陽の光が体内時計を整え、気持ちを前向きにしてくれます。
白湯を一杯、自然塩をひとつまみ。内臓がやさしく目覚め、代謝のスイッチが入ります。
軽いストレッチや散歩も理想的。忙しい日や運動できない時は、一日二食、腹八分目を意識するなど、食のリズムで体を整えるのも一つの方法です。
胃腸を休めることで、消化に使うエネルギーを回復にまわすことができ、心も軽やかに。
夜は湯船にゆっくり浸かる時間を。体を温めて眠りの質を整えれば、翌朝の目覚めが変わります。寝る前のスマートフォンは控えめに、電子機器は少し離して置きましょう。
毎日の小さな積み重ねが、ストレスに負けないしなやかな身体と、穏やかな心を育ててくれます。
自然と調和した暮らしは、特別なことをしなくても心と体を整えてくれます。
季節と身体に耳を傾け、自分のリズムで過ごす。それが、昔ながらの知恵が教えてくれる「健やかな生き方」です。
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