• HOTEL
  • 関西

東大寺・興福寺の〝門前郷〟奈良・ならまちの暮らしに想いを馳せる

VMGでは、歴史的な価値をもつ建造物を活かすことで、建物やまち並みを後世に残す取り組みを重ね、その場でしか得ることのできない特別な“時”との出会いをお届けしています。

奈良県奈良市の中心部から南東部に位置する〝ならまち〟は、元興寺旧境内を中心とした旧市街地で、東大寺・興福寺・元興寺などの門前郷として栄えた町です。江戸時代から明治にかけて作られた美しい町屋が軒を連ねており、風情ある街並みが広がっています。

東大寺・興福寺・元興寺の門前郷を起源に商工業で栄えたまち

ならまちは、古くは東大寺・興福寺・元興寺の門前郷として栄え、江戸時代には筆・墨・刀・酒・醤油などの産業が発展し商工業都市が形成されました。

現在の奈良市の基盤となったならまちは、平城京の条坊を反映した町割りに江戸から明治の町家のほか社寺など多様な町並みが残っており、〝奈良町都市景観形成地区〟に指定されています。

江戸末期から明治にかけての町家の面影を今に伝える建物

間口が狭く奥行きが深い奈良町家。中庭を設けて光や風を取り入れ、通り庭とよばれる土間空間があり道路に面した〝みせのま〟に商品を並べて商いをしていた奈良町屋も多くありました。

通りに面する主屋は、切妻造、平入、桟瓦葺で、表構えに格子、虫籠窓、袖卯建等を用いています。奈良の町家を特徴付ける奈良格子法蓮格子と呼ばれる丸太格子が美しいまち並みを形成しています。

奈良を代表する明治創業の豊澤酒造の元酒蔵が8室のホテルに

ならまちに溶け込むように佇むVMG HOTELSの〝NIPPONIA HOTEL 奈良ならまち〟は東大寺や春日大社など多くの寺社に日本酒を奉納している〝奈良豊澤酒造〟の元酒蔵をリノベーションしたホテルです。客室は、蔵や茶室など建築当時の趣をそのままに風情ある空間になっています。

NIPPONIA HOTEL 奈良ならまちでは、日本酒発祥の地であり、元酒蔵だった土地の歴史を受け継ぎ、日本酒ペアリングをテーマにしたお料理をお届けしています。酒蔵から直送される搾りたてのお酒や、 かつてこの地で酒造りをおこなっていた豊澤酒造のVMGでしか味わえない日本酒をお愉しみください。

日本酒が生まれた地に宿り、歴史と文化に溶け込み町の暮らしに想いを馳せるひとときをお過ごしください。

Information

NIPPONIA HOTEL奈良ならまちアクセス

今回ご紹介したVMGホテルはこちらをご覧ください。
NIPPONIA HOTEL 奈良ならまち

 

よく一緒に読まれているコラム