柔らかな日差しと芽吹きの季節、春。たけのこや山菜、いちごや新生姜など、春の食材が店先に並ぶと、自然と食卓も華やぎます。この季節の恵みを「保存食」にすれば、旬の味わいを長く楽しめ、毎日の食卓が一層豊かになります。
今回は「たけのこ」「山菜」「いちご」「新生姜」の春食材を使った、4つの保存食をご紹介します。
1.春の香りをぎゅっと凝縮:たけのこの水煮

【材料・準備】
・たけのこ(中くらいのもの)
・水
・米ぬか(あれば一掴み程度)または唐辛子少々
・保存容器
【手順】
① たけのこの皮をむき、先端を少し切る
② 鍋にたっぷりの水にたけのこ、米ぬか(または唐辛子)を入れ
沸騰後、火を弱め30分程度ゆでる
③ 冷水にとり、粗熱が取れたら、好みの大きさにカット
④ たけのこがかぶるくらいの水とともに保存容器に入れ冷蔵保存
【ポイント】
・ゆでる時に米ぬかを入れるとえぐみが和らぐ
・ゆでた後はすぐ水にさらすと色も香りも鮮やかに
【保存・食べ方】
・冷蔵庫で1週間程度保存可能。保存時の水は毎日とりかえ
・煮物、炒め物、炊き込みごはん、サラダなど幅広く使えます
2.山菜のほろ苦さを楽しむ:山菜の塩漬け

【材料・準備】
・山菜(ふき、こごみ、ぜんまいなど)
・塩(山菜の重さの約2〜3%)
・保存容器
【手順】
① 山菜はよく洗い、必要に応じて茹でる
② 水にさらして冷ましたら、水気を軽く絞り、塩をまぶす
③ 密閉容器に入れて軽めの重石をする
④ 1〜2日で水が出たら軽く絞って完成
【ポイント】
・ 山菜の種類によって茹で時間を調整
・ ゆでる時に米ぬかを入れるとえぐみが和らぐ
・ 塩分は控えめにすると、その後の調理で味を調整しやすい
【保存・食べ方】
・ 冷蔵庫で1〜2週間程度
・ 和え物、炒め物、おひたしに
3.甘酸っぱい春の味わい:いちごジャム

【材料・準備】
・ いちご 200g
・ 砂糖 80g(甘さはお好みで調整)
・ レモン汁 小さじ1
・ 保存容器(密閉できる瓶が良い)
【手順】
① いちごは洗ってへたを取り、半分に切る
② 鍋にいちご・砂糖・レモン汁を入れ
弱火で焦がさないように20〜30分ほど煮詰める
③ 粗熱をとり、清潔な容器に詰める
【ポイント】
・ 火加減は弱火でコトコト煮ると色鮮やかに
・ いちご以外の果物(りんご、ラズベリーなど)でも応用可
【保存・食べ方】
・ 冷蔵庫で2~3週間
・ トーストやヨーグルト、デザートに
4.爽やかな香りとピリッとしたアクセント:新生姜の甘酢漬け

【材料・準備】
・ 新生姜 100g
・ リンゴ酢または米酢 50ml
・ 砂糖 大さじ1~2(お好みで)
・ 塩 小さじ1
・ 保存容器
【手順】
① 鍋に酢・砂糖・塩を入れ、軽く煮溶かして冷ます
② 新生姜は皮を軽くむき、薄切りにする
③ 新生姜を保存容器に入れ、甘酢を注ぐ
④ 1日置くと味がなじんで完成
【ポイント】
・ 薄切りにすることで、食感も香りも楽しめる
・ 甘酢づくりの代わりに梅酢そのままでもOK
・ みょうがでも同様に漬けられる
【保存・食べ方】
・ 冷蔵庫で1〜2週間
・ 焼魚や煮魚の薬味、お寿司の付け合わせ、サラダなど
春一番の食材は栄養もたっぷり。少しの手間で季節の香りや味わいを閉じ込めることができます。冷蔵庫に常備しておけば、忙しい日でも手軽に春の味覚を楽しめるのが魅力です。
今年の春は、身近な食材で始める手作り保存食を、暮らしの中に取り入れてみませんか?
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