奈良 東大寺の大仏と無病息災の火の粉舞う二月堂のお水取り

お水取りの二月堂と鹿

暖かい日が増えてきますと、週末は近場の公園にでもお出かけしたくなりますね。日本の古都といえば京都に次ぐ「奈良」も旅の定番スポット。少し足を延ばして、東大寺のある奈良公園に出かけてみてはいかがでしょうか。
今回は東大寺の恒例行事、二月堂のお水取りをご紹介します。

古都奈良の文化財、世界遺産の東大寺

奈良の東大寺の外観

奈良県奈良市にある「東大寺」は「奈良の大仏」で知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とする寺院。奈良時代749年に聖武天皇によって建立されました。

奈良の大仏

木造建築物の大仏殿に鎮座する大仏は高さ約15m、重さ約250t。台座だけでも高さ約3m、左右幅約60m、奥行約50mの大きさです。1958年に国宝に指定、1998年にユネスコの世界遺産に登録され、日本を代表する観光地となりました。

広大な広さを誇る奈良公園と野生の鹿

奈良公園にいる野生の鹿たち

奈良公園は総面積660ヘクタールもの広さがある都市公園。若草山や春日山を含むその広大な敷地内に東大寺をはじめ、興福寺、春日大社、奈良国立博物館などの歴史的建造物があります。公園内には国の天然記念物に指定されている野生の鹿が約1200頭以上も生息しています。鹿とふれあえる観光スポットとしても有名です。

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一年の幸せを願う恒例行事 東大寺二月堂のお水取り「修二会」

二月堂のお水取り修二会の様子

東大寺のほか南大門や中門、鐘楼、鏡池など見所がたくさんありますが、二月堂のお水取り「修二会」は年間行事のうちで最も有名な行事です。人々の罪を償い、天下泰平と五穀豊穣を願うこの行事は、創建されてから現在まで1200年以上続けられています。

二月堂のお水取りの火の粉

二月堂の下にある若狭井から水がくみ上げられ、二体の本尊である十一面観音に備えられます。本行を行う練行衆の道明かりとして約6~8mもの巨大なたいまつが欄干に掲げられます。降り注ぐ火の粉をかぶれば一年無病息災で過ごせるとのいわれで、毎年多くの参拝者が訪れます。

東大寺 二月堂のお水取り

日程 毎年3月上旬から3月中旬
※社会情勢による日程等変更となる場合がありますので事前にご確認ください。
所在地 奈良県奈良市雑司町406-1
問合せ TEL 0742-22-5511
公式サイト http://www.todaiji.or.jp/

日本酒発祥の地「奈良」で酒と古都の魅力に酔いしれる宿

NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまちの外観

元興寺の旧境内、今もなお江戸から大正にかけての街並みが残るならまちにある蔵元の家屋のひとつを改装した「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」。こちらのレストラン ルアンでは、奈良の伝統食材と日本酒とのマリアージュを五感で味わえる、ほかでは体験できないお料理をお届けします。

フレンチレストランルアンのお料理

ゆっくり流れるひとときと春の香りただようダイニングで、ここだけでしか味わえない食体験をぜひお愉しみください。

【奈良 ならまち】NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち

所在地:奈良県奈良市西城戸町4
公式サイト:https://www.naramachistay.com