丹波栗・黒枝豆・山の芋など、丹波篠山の名産品と秋恒例イベント

2023年9月8日
イベント, グルメ, スポット, 歴史･文化, 篠山, 芸術･工芸
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店頭に秋の食材が並ぶ季節になりました。産地直送の採れたて新鮮な食べ物はひと味もふた味も違います。今回は全国ブランドで知られる丹波篠山の名産品と、秋恒例のイベントをご紹介します。

1 丹波篠山は農作に適した気候風土
2 丹波篠山の名産品
3 丹波篠山　秋恒例のイベント
4 丹波篠山の古民家ホテル・旬彩ダイニング

丹波篠山は農作に適した気候風土

兵庫県丹波篠山市は大阪・神戸から車で約１時間、里山風景が見られる緑豊かな田舎町。多紀アルプスのふもとにある篠山盆地は、自然の地形に恵まれた気候風土があります。朝晩の寒暖差によって発生する濃い霧は「丹波霧」といわれ、ミネラルたっぷりの作物が育ちます。丹波栗や黒豆など日本有数の名産品を生み出したのは、そんな豊かな土壌があるからです。

町の中心部は江戸時代の宿場町の面影が残る白壁が美しい篠山城下町で、篠山伝統的建造物群保存地区の伝統的な町並みを観られる観光地として有名です。

丹波篠山の名産品

丹波篠山ブランドといえば、丹波栗・黒大豆・黒枝豆・山の芋・丹波松茸・丹波茶・コシヒカリ・丹波篠山牛などがあります。中でも全国的に有名な特産品３つをご紹介します。

丹波栗

奈良時代は米1升の価格が5文に対して栗8文もする高価なもの。特に「丹波栗」は朝廷への献上品・贈答品として扱われた高級品でした。丹波栗の代表的な品種は銀寄（ぎんよせ）という栗で、日本最大級の粒の大きさと、濃厚な甘さが特徴です。収穫は9月から10月ごろ。焼き栗（甘栗）、茹で栗、渋皮煮にしてもおいしいです。

黒枝豆

黒大豆が成長する早めの段階で収穫したものが「黒枝豆」、完熟した11～12月に収穫したものが正月でよく使われる「黒豆」になります。秋の10月ごろ、枝付きの状態で販売される黒枝豆はとても人気があります。大粒の豆でホクホクとしたコクのある味わいを堪能するなら、さやのままで塩茹でをして食べるのがおすすめ。

山の芋

山の芋は、見た目はボコボコとしたいかつい形ですが、皮をむくと真っ白できれいなとろろ芋です。強い粘り気がありもちもちとした食感が特徴的で、お腹にやさしく、疲労回復や滋養強壮など栄養素も豊富です。生ですりおろして山かけ、とろろ飯、とろろ汁にしていただけます。

丹波篠山　秋恒例のイベント

なんといってもとれたて新鮮なご当地グルメは、現地でいただくのが一番おいしい！町ぐるみで開催される秋の味覚イベントのほか、アート・陶芸品・菊花イベントもご紹介します。

【9月中旬～】食べ歩きフェア

とれたてできたて丹波栗が味わえる「丹波栗食べ歩きフェア」が開催されます。栗園で栗拾い体験、生栗･栗商品の販売、飲食店など出店されます。

・丹波栗食べ歩きフェア
開催期間　例年9月中旬～10月下旬、11月上旬
開催場所　丹波篠山市と丹波市内一円
問合せ　TEL 079-552-3380　丹波篠山観光協会
　　　　TEL 0795-73-3794　丹波栗フェア実行委員会
　　　　TEL 079-562-2709　神戸新聞事業社中兵庫支社
公式サイト　http://tambaguri.com/

【9月中旬～】アートフェスティバル

篠山城下町の河原町妻入商家群（国重要伝統的建造物群保存地区）の町屋約30軒に、兵庫や丹波篠山にゆかりのあるアーティストの美術作品が展示されます。風情ある町を散策しながらアート鑑賞はいかがでしょう。

・まちなみアートフェスティバル丹波篠山
開催期間　例年9月中旬～10月上旬
開催場所　兵庫県丹波篠山市河原町妻入商家群ほか
問合せ　TEL 079-552-2524　丹波古陶館
公式サイト　http://sasayama-art.com/

【10月～】味まつり

黒大豆が収穫される時期に合わせて開催される恒例イベント。例年10月に開催ですが、9月下旬の黒枝豆の成長により解禁日が決定されます。黒枝豆のほか、丹波栗、地野菜など旬の食材がたくさん。以前は3日間だけの開催でしたが、2022年以降は「味まつり月間」として1か月間開催されることになりました。丹波篠山の特産品はオンラインでも購入できます。

・丹波篠山味まつり月間
開催期間　例年10月
開催場所　篠山城三の丸跡
　　　　　兵庫県篠山市丹波北新町31
問合せ　TEL 079-552-1111
公式サイト　https://tourism.sasayama.jp/ajimatsuri/
オンラインショップ　https://edamame.jp/