【2024年成人式】一生残る成人式の記念写真は前撮りや後撮りがおすすめ

二十歳（はたち）になった新成人を祝う「成人式」。成人式を迎えるお子さんを持つ親御さんにとっては、子どもがようやく大人になり旅立つ嬉しさと安堵の気持ち、それと同時に一抹の寂しさを感じるのではないでしょうか。

親の務めとして最後の行事に、振袖やスーツなどの用意、写真館に予約する段取りなど、あとひと踏ん張り。一生残る写真が、スマホで上手く撮れなかったり、着崩れをした残念な姿だったり、そんな後悔がないようにしてあげたいですね。

今回はそんな親御さんのために、成人式の正装と写真撮影ついてご紹介します。

1 成人の日　2024年1月8日
- 1.1 成年年齢が20歳から18歳に
2 成人式の正装　振袖・袴・スーツ
- 2.1 女性の正装
- 2.2 男性の正装
3 成人式の記念に残したい写真
4 成人式の写真撮影「当日撮り」「前撮り」「後撮り」
5 プロカメラマンの撮影つきランチ・ディナー
- 5.1 ＜お食事と記念撮影がセット利用できる会場＞
- 5.2 ＜記念撮影をオプションで利用できる会場＞
  - 5.2.1 【大阪中央区】大阪城西の丸庭園大阪迎賓館
  - 5.2.2 【福岡太宰府】HOTEL CULTIA 太宰府

成人の日　2024年1月8日

今年の「成人の日」は、2024年1月8日（月･祝）です。

以前は小正月にあたる1月15日でしたが、国の法律の2000年のハッピーマンデー制度導入により「毎年1月の第2月曜日」に定められました。

成人の日は、成年年齢が二十歳になった人をお祝いする日です。同級生の早生まれ（19歳）も含まれます。成人の日に合わせて、日本各地では「成人式」が開催されます。

成年年齢が20歳から18歳に

民法の改正により、2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に変更となりました。明治9年（1876年）の太政官布告を受けた民法制定以来の見直しとなります。
「成人式」の対象者が20歳となるか18歳となるかは、各自治体の判断に委ねられています。

成人式の正装　振袖・袴・スーツ

成年年齢になったら、各自治体が主催する式典「成人式」に招待されます。成人式に参加するときの服装は厳格な決まりはありませんが、人生の新たな門出にふさわしいフォーマルな装いがおすすめです。冠婚葬祭の「冠」となる日とあって、全国的にみても振袖や袴、スーツなどの正装が多いようです。

女性の正装

振袖は未婚女性の第一礼装。成人式の晴れ着という意味で既婚者が着ても大丈夫です。華やかな振袖を着る機会は少ないため、ほとんどの方が振袖を選ばれるようです。その他、女子袴やスーツ、ワンピース、セットアップなど正装感のある服装なら構いません。

男性の正装

日本における男性の第一礼装は袴です。最上格の和の装いは非常に魅力的ですが、気恥ずかしさや動きやすさからスーツの割合が多いようです。正礼服はレンタル利用が便利ですが、新社会人として自前の一着を仕立てるのもいいかもしれません。

成人式の記念に残したい写真

一生に一度の記念となる成人式の写真はぜひ残してあげたいもの。子育てや進学で慌ただしく、きちんとした写真は七五三から撮っていない、なんてご家庭もあるかもしれませんね。

成人式の日に写真館などで撮影する慣習は、昔はお見合い写真のためでした。今は成人の記念や思い出に、成人式の写真だとひと目でわかる振袖や袴姿を撮って、残しておきたい理由が多いようです。また親戚への報告、内祝いのお返しに写真を一枚添えて送るといいですね。

成人式の写真撮影「当日撮り」「前撮り」「後撮り」

成人式の撮影はいつ撮るといいでしょうか。

「当日撮り」の場合は着付けが一回で済んで経済的です。ただ早朝から着付けと身支度、慣れない服装での移動など慌ただしく時間との闘い。写真店も混み合うため、希望の時間帯に予約がとれない場合もあります。

なによりハレの日に、撮影があるからといって早々と帰らなくてはいけなくなり、同級生とゆっくり過ごす時間もないというのは寂しいですね。できることならば、日どりを変えての「前撮り」「後撮り」をするのがおすすめです。

「前撮り」なら、初めての着物に事前に袖を通しておけるので安心ですし、ヘアメイクのリハーサルにもなります。一生残る写真でもありますので、余裕のあるリラックスした表情で撮れるのが一番です。当日は動きやすいスーツで参加したいという人にもおすすめです。

当日撮りや前撮りで失敗してしまい、写真を見返したくないという人も諦めないでくださいね。「後撮り」で悔いのない一枚を取り直すこともできます。誕生日やお正月に合わせて、前撮り・後撮りを選ばれる人もいます。

また、子どもが巣立ったら家族が集まる機会も少なくなってしまうもの。撮影会の後は、前祝いや内祝いをかねて、少しリッチなレストランでのお食事会がおすすめです。社会人になるための正装での作法も、ぎこちないテーブルマナーも、家族となら安心。「フォークとナイフの使い方はね…」といったやり取りも素敵な思い出になりますよ。